それは、古代の人々が生きるために調べあげた知識です。種をまく時期を間違えれば作物も育たず、飢えたまま、また、薬草の生える時期、食料である牛の大群が動く時期などに合わせて狩りをしなければ食料にも困る、ナイル川の氾濫時期を読まなければ作物をダメにしてしまう・・・。必死だったのです！天を見上げ、その時期を知るために！

そして星の影響を読むことはコツコツ調べあげた古代の崇高な知識人の努力の賜物であること。

 現在も残る、時計、カレンダーもこの天体の動きによって時を刻んでいます。またハネムーンも占星術の儀式でした。

現在も大人気の星座占いはあなたが生まれ降りた瞬間の「太陽」の位置にあったのが、○○座なだけで面白おかしく占いとして今、世に出されているのが現状です。

しかし、その瞬間に位置しているのは太陽だけではありません。
月、火星、金星、土星、木星、天王星、海王星、冥王星、小惑星、星々はそれぞれの軌道にのり刻々と時を刻み動いています。

本来の占星術、星読みはその沢山の惑星の配置を細かい角度によって読み解いていくものです。だから、たかが占いとされているものとは

別格のものであることには間違いありません。占星術は技術です。
 

なので、その基本の知識も知らず、占いは当たるも当たらないもといっておられるようでは、生きている中でおしいことをしている、私はそう思っております。

知る人ぞしる、

古来占星術は、王族、また上流階級しか知ることができなかった特権技術でした。
 

そのぐらい、詳細な出来事がわかる技術だということは、占星術を生業として進んできた結果、やはり、その検証を経て、今、私達がこの知識を知って使えることはすごいことだと思っております。